最近、テレビやSNSでもよく見かける「NISA」。
「気になってはいるけれど、投資は怖い」
「そもそもNISAって何なの?」
という方も多いのではないでしょうか。
NISAは投資商品そのものの名前ではなく、投資によって得た利益を一定の範囲で非課税にできる制度です。
まずは仕組みを知ることから始めてみましょう。
普通に投資すると利益に税金がかかる
株式や投資信託などで利益が出た場合、通常はその利益や配当などに税金がかかります。
NISA口座を利用して対象商品へ投資した場合、制度の範囲内で得られた利益が非課税になります。
つまり、NISAは資産形成をする人を税制面からサポートするための仕組みです。
ただし、「NISAを使えば必ず儲かる」という制度ではありません。
投資である以上、購入した商品の価格が下がり、元本を下回る可能性もあります。
NISAには2つの投資枠がある
現在のNISAには、
「つみたて投資枠」
「成長投資枠」
という2つの枠があります。
つみたて投資枠
長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託などが対象です。
毎月決まった金額をコツコツ積み立てながら資産形成をしていきたい方が利用しやすい仕組みになっています。
成長投資枠
一定の投資信託に加え、上場株式など幅広い商品へ投資できます。
2つの枠は併用することもできます。
ただ、投資初心者だからといって、最初から両方をフル活用する必要はありません。
まず制度を理解して、自分に合う方法を選ぶことが大切です。
NISAの「非課税保有期間」は無期限
現在のNISAでは、非課税で商品を保有できる期間は無期限となっています。
そのため、「数年以内に利益を出さなければ」と急ぐのではなく、長期的な資産形成を考えやすい制度になっています。
投資では価格が上がるときもあれば、下がるときもあります。
短期的な値動きだけに振り回されず、長い目で考えることも大切です。
投資初心者が覚えておきたい「長期・積立・分散」
資産形成を考えるうえでよく使われるのが、
- 長期
- 積立
- 分散
という3つの考え方です。
一度に大きなお金を投資するのではなく、長期間にわたり一定額を積み立て、投資先を分散することで、価格変動による影響を抑えることが期待できます。
もちろん、これを行えば損をしないという意味ではありません。
投資には必ずリスクがあります。
生活に必要なお金まで投資しない
NISAを始める前に、とても大切なことがあります。
それは、生活費や近いうちに使う予定のお金まで投資しないことです。
家賃や住宅ローン、教育費、急な病気や家電の故障など、生活していれば突然お金が必要になることがあります。
まずは生活に必要なお金を確保する。
そのうえで、当面使う予定のない余裕資金から資産形成を考えていきましょう。
NISAは「始めること」より「理解すること」から
SNSを見ると、
「今すぐNISAを始めないと損」
と感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、大切なのは焦って口座を開設することではありません。
制度を知り、自分の家計を確認し、自分が理解できる商品を選ぶ。
まずはその準備からで十分です。
少額からでも、お金について学び始めることが未来の選択肢を増やす第一歩になります。
※NISA制度は変更される場合があります。実際に利用する際は金融庁や利用する金融機関の最新情報をご確認ください。


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