子どもが生まれると、気になり始めるのが教育費です。
「大学まで行ったらいくら必要なんだろう」
「今の貯金だけで足りるのかな」
そんな不安を感じる方も少なくありません。
ただし、教育費は進学先や家庭によって大きく異なります。
大切なのは「大きな金額が必要らしい」と漠然と不安になることではなく、自分の家庭ではいつ、どんなお金が必要になりそうなのかを整理することです。
教育費は一度に必要になるわけではない
幼稚園や保育園から始まり、小学校、中学校、高校、大学と、教育にかかるお金は長い期間にわたって発生します。
さらに、
- 学校へ支払う費用
- 制服や教材
- 部活動
- 塾
- 習い事
- 受験費用
- 通学費
- 一人暮らしをする場合の生活費
など、学校以外にもさまざまな支出があります。
ここで覚えておきたいのは、これらのお金がすべて同時に必要になるわけではないということです。
だからこそ、早めに準備を始める意味があります。
まずは子どもの年齢から逆算してみよう
たとえば、現在子どもが8歳であれば、大学進学まではまだ約10年あります。
「10年間で少しずつ準備する」と考えれば、一度に大きな金額を用意する必要はありません。
まずは、
「高校入学まであと何年?」
「大学進学まであと何年?」
と書き出してみるだけでも十分です。
必要になる時期がわかれば、毎月どのくらい準備していけばよいのか考えやすくなります。
教育費用のお金は生活費と分けて管理する
教育費として準備しているお金を普段使う口座に入れていると、生活費と混ざってしまいがちです。
そこで、教育費専用の口座を用意する方法があります。
児童手当などを受け取っている場合も、将来の教育費としてどの程度残しておくのか家庭で決めておくと管理しやすくなります。
もちろん、すべてを貯蓄へ回す必要はありません。
現在の生活を苦しくしてしまっては続かないので、家計とのバランスが大切です。
「貯める」と「増やす」は分けて考える
教育費は使う時期がある程度決まっているお金です。
そのため、近いうちに必要になるお金まで投資へ回してしまうのは慎重に考える必要があります。
一方、10年、15年と長い時間をかけて準備できる資金であれば、預貯金だけでなく資産形成について勉強してみる選択肢もあります。
重要なのは、
「いつ使うお金なのか」
を明確にすることです。
近い将来に必要なお金と、当面使わない余裕資金を同じ方法で管理する必要はありません。
子どもの進路を今から決める必要はない
教育費について考えると、「私立だったら」「大学院まで行ったら」と、どんどん不安が膨らんでしまうこともあります。
でも、子どもの将来を今すべて決めることはできません。
だからこそ、できる範囲で選択肢を残してあげるための準備をしておく。
それくらいの考え方でもよいのではないでしょうか。
少額でも早く始めることが大切
教育費の準備で大切なのは、「十分なお金ができてから始めよう」と考えないことです。
月5,000円でも1万円でも、できる範囲から始めれば一歩前進です。
子どもの未来のためのお金だからこそ、今の家族の生活も大切にしながら無理なく続けていきましょう。


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